日本の主食の「コメ」を栽培されている農家さんは、年1回の収穫量により収入が上下されるのではないでしょうか?
主食用として販売できるお米が多い場合は、収入も増えられると思います。しかし、屑米(くず米)が多く発生してしまうと、販売価格も減少してしまいますよね。
仮にくず米が大量に発生した場合は、少しでも高く屑米(くず米)を販売することで収入がアップされると思います。
ネットで特定米穀の売先を調べていたら、ここに行き着いたのじゃが、どんな会社か一度見てみるか。
弊社では、愛知県にある弊社の工場である佐屋工場にて、屑米(くず米)を精米し、大手の味噌メーカー、米菓メーカー、日本酒メーカーなどへ販売しております。
少し長くなりますが、弊社の取り組み、くず米の取扱いなど解説させていただければと思います。
特定米穀(屑米)とは?
そもそも、特定米穀ってなんじゃ?
それでは私が説明しよう。
田んぼで獲れたお米は、籾から玄米になった後、ふるいにかけられます。
そのふるいの下に落ちた粒の小さいお米のことを特定米穀(無選別)、または屑米と呼ばれています。
屑米という名前を聞くと、悪い印象を持ってしまいがちですが、一般的な玄米と比べて少し小さかったり、色味が劣っていたりするだけで、農家さんが丹精込めて作ってくださったお米に変わりはありません。
特定米穀(屑米)は、一般的に出回る玄米に比べると、味や見た目が劣ってしまいますが、粒の大きさごとに選別したり、色味が極端に劣っているものを丁寧に除いたりすることで、様々な用途に用いることができます。
このように弊社では、そのままではご飯として食べてもらえなくなってしまったお米に少し手を加えることで、皆さまの食卓に並ぶお手伝いをしております。
ほう。お米にムダなところはないのだな。ちなみにお主らは特定米穀をどこの業界に販売しているんだ?
主な販売先
弊社では、この特定米穀(屑米)を精米し、粒の大きく見た目も良好なものは主食用として販売。そして少し粒の小さいものは、米菓、味噌、日本酒、焼酎などの調味料の原料として食品メーカー様に納品しております。
納品先は愛知県にとどまらず、日本全国様々な場所への納品が可能ですので、ご興味頂けましたらご相談くださいますと幸いです。
また白米にして販売するだけでなく、特定米穀を玄米の状態でふるいにかけ、色彩選別機を通して選別し、中米の製造もしております。
中米作りをするには原料の選定が難しく、現在は自社の精米工場である、津島工場(愛知県)で使用する分のみの製造となっておりますが、将来的には中米の販売も視野に入れて奮闘しております。
精米工場(愛知県・奈良県)
特定米穀(屑米)の加工をしている工場は、佐屋工場(愛知県)、奈良工場(奈良県)の2つの工場です。
どちらの工場でも、高度な色彩選別機を複数台掛け合わせており、お客様に高品質なお米をご提供しております。
特定米穀(屑米)の精米過程で発生する、砕米や着色米などの副産物に関しては、破棄してしまうのではなく、独自の方法で再加工し、販売をしております。
原料の仕入先
原料の仕入先は主に、農協様、農家様、中米業者様などから仕入れております。
中米業者様からは、特定米穀(屑米)をふるいにかけて選別し、中米を取り除いた後の選別下の仕入もしております。
また価格に応じて、色鮮選別の選別下の原料など幅広い品質の原料を取扱い、用途別に
加工を行っております。
全国から特定米穀や中米を仕入れて、FSSC22000認証工場で精米しているのなら、ワシが売ろうとしているお米も安心して買取をお願いできるな。
くず米買取の流れ
特定米穀の買取方法の流れとしては以下のようになります。
上記の流れで買い取りをさせていただきます。
今、世間ではコロナが流行っていて、完全非対面で買取をお願いしたいのだが、お主らはそういったこともできるのか?
はい、できます。
先ずは弊社にお問い合わせを頂ければ具体的な話をさせていただきます!
※1 ご家庭から出たお米の買取は致しかねます。
※2 愛知/岐阜/三重県内でしたら、引取が可能ですがその他のエリアの場合
は8t未満の場合持込でお願いをしております。
また2tに満たない量の場合は買取に応じ兼ねる可能性もございます。
ご了承ください。
※3 弊社は現物(サンプル)を見させていただいてから、価格を提示するという形を取らせていただいております。
取引実績の紹介
三重県
農業生産法人様
当記事からご連絡を頂き、お取引が実現できました。
それ以外にも弊社は主食用米・原材料米の委託精米も行っております。
詳細は下記のサイトをご覧ください。
くず米買取 お問い合わせフォーム
下記お問い合わせフォームからご連絡を頂ければ、担当者の方から連絡します。